この記事はKCCT-Densan Advent Calendar 2017の3日目の記事です.
こんにちは.KCCT-DensannAC2017 3日目担当のYuelia35です.
今日は「IME、カスタムしてますか」ということで,IMEをちょっとカスタムするだけで結構便利になるよ!! っていうことを紹介したいと思います.
パソコンで日本語を入力する時,「ta」とキーを打てば「た」と表示され,そのままスペースキーを押せば「他」「田」「多」などの漢字変換候補が表示されます.
普段あまり意識せずに使っている方も多いかもしれませんが,これがIMEの働きです.日本語の入力や変換を補助してくれます.
今回はこのIMEの設定を変えて,私達が使うのに便利にしようというのが目的です.
私が是非設定すべきと考える4つの設定です.IMEの設定を変えるプロパティ画面の開き方ですが,Windowsではコントロールパネル→時計、言語、および地域→言語→言語のオプションから,「入力方式」欄で各IMEの横に「オプション」とあるのでそこをクリックすれば設定画面が出てきます.
レポートなどを書くとき,句読点を「,」と「.」にしなさいと言われたことがあるかもしれません.ですが,IMEは初期設定では日本語入力時に句読点を「、」と「。」で打つようになっている物が多いです.一応変換で,.にできますが効率が悪い,ということで句読点入力に関する設定を変更すれば日本語入力でも一発で,.を入力できるようになります.
プログラミングやってる人ならわかると思いますが,プログラミングに全角スペースは敵です.ですが,日本語入力時はスペースキーを押すと全角スペースが出力されてしまうのです.知らないうちに全角でスペースを打ってしまう危険性ももちろんですが,私のような全角スペース絶対許さない派からすれば,日本語入力時でもちゃんと半角スペースが打てるようにしたいものです.
そのようなときは設定を変更することによって日本語入力時も半角スペースが打てるようになります.
先ほど私は全角スペース絶対許さない派だと説明しましたが,同時に全角英数絶対許さない派でもあります.
Windowsにでよく使われるMicrosoft IMEだとこの設定ができるかどうかわからないのですが,私が使用しているGoogle日本語入力では,英数・括弧・カタカナ・ほか記号を半角で入力するか全角で入力するかを選択可能です.全角英数は不格好だ,と思う方がいれば是非この設定をお試しください.
IMEのオンオフの切り替え(言い換えれば日本語入力と英字入力の切り替え)は普通半角・全角キー(キーボード左上にあるやつ)で行います.しかし,半角・全角キーは微妙に遠い上,このキーを使った変換はトグル,つまり一方の状態からもう一方の状態へ切り替えるといったことしかできません.
例えば英字入力がしたいとき,ひらがな入力モードであれば半角・全角キーを押して切り替えることが必要ですが,すでに英字入力モードだったときは切り替えは必要ありません.そして,今どちらのモードになっているか,つまり切り替えが必要か否かを確認するのは手間がかかります.いちいち文字を入力して今のモードを確認するのは面倒でしょう.
そのようなときは,「キー設定」を変更しましょう.入力文字なし・変換キー入力時にひらがな入力へ切り替えるようにすれば,日本語・英字のどちらのモードであるかにかかわらず,ひらがな入力モードに移行してくれます.これでいちいち現在が何モードかを確認せずに済むというわけです.同様に無変換キーに英字入力を当てるのもいいでしょう.
他にもIMEには様々な設定がありますが,時間と文字数と読みやすさと私の文章力とあと面倒などの都合によりことによって省略とさせていただきます. 他の便利な設定は,皆様で見つけ出していただければと思います.